Record China 2015年3月20日(金) 13時55分
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18日、宅配便産業が発達した日本では、心配りが細やかで、規範化され、着実に賠償が行われる宅配便サービスが提供されている。こうしたサービスには参考にすべき点が大いにある。写真は中国の宅配業者。
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2015年3月18日、宅配便産業が発達した日本では、心配りが細やかで、規範化され、着実に賠償が行われる宅配便サービスが提供されている。こうしたサービスには参考にすべき点が大いにある。新華網が伝えた。
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▽親切な集荷・配貨
東京の街角では、ヤマト運輸や佐川急便などの宅配便会社のウォーク・イン・バンが道路脇に止まり、運転手兼配達員が注意深く荷物を下ろし、台車で送り先に届けている光景をよく見かける。日本に住んで長年になるが、これまで一度も乱暴に荷物を取り扱う様子を見たことがない。
華僑により設立された中国通信社営業部の姜徳春(ジアン・ダーチュン)部長も、「日常的に接触する範囲で、たとえば飛行場や長距離バスや普段の宅配便などで、荷物を乱暴に仕分けするところを一度も見たことがない」と話す。
日本では宅配便であらゆる貨物が送られる。魚、スイカ、ワインも送れるし、専用のクールサービスもある。
日本に暮らす中国系の魯蓬人さんは、「日本では壊れやすいものも宅配便で送れるし、常温のものと冷蔵の食品を分けて送ることもできる。当然のことながら冷蔵車は輸送費がやや高くつく」と話す。
▽細やかで至れり尽くせり、パッケージを重視
日本語教師の庄野さんの話によると、「日本の宅配便会社のサービスは至れり尽くせりで、壊れやすいものは非常に細やかに気を配って包装してくれ、『こわれもの注意』のシールも貼ってくれる。ワインが入っていれば向きを示すシールを貼り、瓶が逆さにならないようにする。
日本に暮らす中国系の曹暁民さんは、「宅配便の配達員は発送する荷物を細心に保護し、標示がはっきりしなければ詳しくたずね、危険な状況が起こりやすい荷物は別扱いにし、こわれもの注意や精密機器などのシールを貼る」と話す。
日本の企業で働く中国人は自分の体験を語ってくれた。「宅配便会社は雨が降れば荷物にビニールのカバーを掛け、壊れやすいものはガムテープなどで補強する。配達員が会社に集荷に来た場合、会社が行った包装がしっかりしていなかったり安全でなかったりすれば、包装し直すこともある」。
▽主体的に責任を負う
魯さんは数年前に北京から東京に美術品の壷を送ったことがある。家まで配達に来た配達員は、「荷物に問題が起きたようなので、すぐ開封して確かめてほしい」と言い、証拠写真を撮るためのカメラまで持ってきた。
一緒に破損の程度を確かめたところ、壷4個が割れていた。配達員はその場ですぐに写真を撮り、魯さんに関連書類への記入を頼んだ。その時、壷のレシートがなく単価がわからなかったので、最終的には荷物の総額の40%にあたる賠償金が支払われることになった。賠償金支払いにかかる日数は1週間から10日ほどで、魯さんには8日目に支払われた。この間に別の交渉をしたり、支払いを引き延ばしされたりすることはなくスムースで、魯さんは強い印象を受けたという。
魯さんは、「宅配便の賠償は付加保険と一般保険と任意の小型貨物に分けられる。意外なことに、日本の空港では他国の雑な積み卸しの責任を肩代わりし、問題があれば賠償する。一部の貨物は日本で破損したものでないことが明らかでありながら、成田空港で問題がわかって宅配便会社に苦情が来た場合、宅配便会社は顧客の声を聞き、賠償の相談に乗る」と説明する。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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