Record China 2015年3月18日(水) 17時9分
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17日、中国紙・新京報は、ミャンマー軍機の爆弾で13人の死傷者が出た雲南省の農村を訪ね、村人から事件当時の悲惨な状況を取材した。写真は中国とミャンマーの国境地帯。
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2015年3月17日、中国紙・新京報は、ミャンマー軍機の爆弾で13人の死傷者が出た雲南省の農村を訪ね、村人から事件当時の悲惨な状況を取材した。
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ミャンマー軍戦闘機の爆弾が落ちた地点は、雲南省臨滄市耿馬タイ族ワ族自治県孟定鎮大水桑樹村のサトウキビ畑。中国とミャンマーの国境から約1キロメートル離れた場所だ。着弾地点には約2平方メートルの穴が開いたというが、当局によってすでに埋められていた。
村の女性・谷小枝(グー・シャオジー)さんによると、死亡したのは村の男性5人。そのうち3人が谷さんの親戚だという。亡くなった5人の中で最年長は35歳、最年少は22歳の若者だった。当時、谷さんは村人30数人とサトウキビ畑で刈り入れの作業をしていた。「午後4時すぎに、ミャンマー側から2回砲撃の大きな音がしたけど、いつものことなので誰も逃げずにそのまま働いていた。突然、飛行機の音が聞こえたので空を見上げたら、数秒後に爆弾が落ちてきた」と谷さん。
爆弾は谷さんから10メートル離れた場所に落ち、谷さんは爆風で吹き飛ばされたが、奇跡的に無傷だった。起き上がった彼女がつまずいたのは地面に落ちていた1本の腕。周囲を見渡すとちぎれた足や腕が地面に散らばっていた。爆弾を落とした戦闘機はすぐに去らず、上空を3回旋回してからミャンマー方向に飛び去ったという。
この記事を読んだ中国のネットユーザーは怒りをあらわにしている。「明らかに故意の爆撃だ。中国政府はなぜもっと強く非難しない?」「人民解放軍は何をしている!」といったコメントが相次いだ。(翻訳・編集/本郷)
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