Record China 2007年8月12日(日) 17時30分
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2007年8月10日、江蘇省揚州市の揚州ディーゼルエンジン有限責任公司は植物油で駆動するエンジンを開発したと発表した。街のスーパーで売っているサラダ油でも動くという、究極のクリーンエンジンだという。
2007年8月10日、江蘇省揚州市の揚州ディーゼルエンジン有限責任公司は植物油で駆動するエンジンの開発に成功したと発表した。ドイツの著名メーカーとの共同開発で、欧州の排気ガス基準もクリアしたとしている。
既存のディーゼルエンジンに改良を施して作られた試作エンジンは、自動車搭載用のもので最大出力は110馬力。使用する植物油は何の種類でも問題なく、街のスーパーで売っているようなサラダ油でも駆動するという。エンジンは起動時にディーゼル燃料を使用、その後植物油を利用するシステムになっている。
次代のクリーンエネルギーとして「バイオエタノール」が世界的な注目を集めているが、植物油を燃料にできれば、再生可能かつ排気ガスもクリーンで非の打ち所がない。今回開発された夢のエンジン、今後製造コストを下げて普及できるかどうかがカギ、と専門家はコメントしている。(翻訳・編集/KT)
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