台湾で中国本土狙う電話詐欺に10万人弱が従事、被害額は年間1500億円―中国メディア

Record China    2015年3月17日(火) 6時36分

拡大

16日、中国で昨年1年間に発生した電話やインターネット、ショートメール等を利用した詐欺事件の被害額の8割近くが、台湾で引き出されていたことが分かった。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年3月16日、中国で昨年1年間に発生した電話やインターネット、ショートメール等を利用した詐欺事件の被害額の8割近くが、台湾で引き出されていたことが分かった。中国・観察者網が伝えた。

その他の写真

中国公安部によると、2013年に発生した電信詐欺による被害件数は30万件余、被害額は100億元(約1937億円)だった。14年は40万件余、107億元(約2072億円)に増え、うち80億元(約1549億円)余が台湾で引き出された。台湾警察当局によると、台湾では現在、10万人近くが、発信者番号を偽装するなどして中国本土向けに電話詐欺を働いているという。

昨年3月には、河南省鄭州市の企業の財務担当者が、発信者番号が広東省中山市の公安局に偽装された電話により、会社と個人の資金3866万元(約7億4800万円)を別の「安全な口座」に移すよう誘い込まれる事件が発生。電信詐欺の最多被害額(約2700万元、約5億2300万円)を更新した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携