2015年3月15日、台湾の女優リン・チーリン（林志玲）らが出演する中国のリアルバラエティー番組が、モラル的な問題で放送が延期されたことが明らかになった。新浪が伝えた。

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東方衛星テレビのリアルバラエティー番組「花様姐姐」は15日にオンエア予定だったが、急きょ延期されたことが明らかになった。同番組はリン・チーリンはじめ、韓流ユニットf（x）の華人メンバー・ビクトリア（宋茜/ソン・チエン）ら人気タレントが出演し、15日間にわたる海外旅行の様子を追うもの。放送延期については、モラル的な問題が浮上したことで再編集の必要があったため、と番組側が説明している。

中国では今年はじめ、女優ファン・ビンビン（范冰冰）主演の時代劇ドラマが、オンエア直後にいきなり中止となり大きな話題に。メディアを監督する政府機関から指導が入り、女優陣の胸元がことごとくカットされ、再開された時は顔のアップだらけとなってしまった。

東方衛星テレビは、番組の一部でモラル的な問題が発覚したため、「再び顔のアップばかりにならないよう映像を調整した。番組の内容には影響が出ない程度」と説明している。

同番組では、リン・チーリンらの泊まるホテルの部屋にカメラを設置し、プライベートにも迫っている。番組のプロデューサーは、「常にカメラが回っているため、脱衣などの時は注意するよう言っていたが徹底できていなかったようだ。ただし過度の露出があったわけではない」とコメントしている。（翻訳・編集/Mathilda）