Record China 2015年3月16日(月) 6時38分
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9日、米国の心臓病専門誌に掲載された研究論文が、中国で不健康な食習慣や喫煙、肥満などを原因として、心臓病が大流行する危険性があると指摘している。資料写真。
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2015年3月9日、AFP通信によると、米国心臓病学会誌(JACC)に掲載された研究論文が、中国で不健康な食習慣や喫煙、肥満などが原因で心臓病が大流行する危険性があると指摘している。4人に3人は心臓血管の健康状態が芳しくないという。11日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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研究は上海交通大学医学院の畢宇芳(ビー・ユーファン)氏と寧光(ニン・グアン)氏の率いるチームが行った。中国人男女9万6000人のデータに基づいたこの研究論文によると、心臓血管の健康状態を「理想的」「普通」「悪い」の3つに分類すると、「理想的」はわずか0.2%。心臓血管の疾病は中国人の主要な致死原因の1つとなっており、糖尿病罹患(りかん)率もこの10年で倍以上に上がっている。
論文は、有効な対策を講じなければ、近い将来に心臓血管疾病は中国で一種の流行病としてまん延する可能性があるとしている。男女とも状況は似たようなもので、医師の中からは政府が全国規模で国民の健康状態を改善する対策を講じる必要があると指摘する声も出ている。(翻訳・編集/岡田)
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