韓国国防部「THAAD購入しない」=弾道ミサイル防衛システムを自主開発―韓国メディア

Record China    2015年3月10日(火) 15時31分

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9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国防部のキム・ミンソク報道官は、米国が韓国への配備を検討している最新鋭地上配備型迎撃システム(THAAD)について、購入計画がないことを改めて強調した。資料写真。

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2015年3月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国防部のキム・ミンソク報道官は同日の記者会見で、米国が韓国への配備を検討している最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」について、購入計画がないことを改めて強調した。10日付で中国新聞網が伝えた。

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キム報道官は、「韓国は北朝鮮の弾道ミサイルに対する防衛のため、現在、終末段階下層防衛を軸とした防衛システムを築いている。今後、長距離地対空誘導弾(L―SAM)や中距離地対空誘導弾(M―SAM)などを開発し、独自の弾道ミサイル防衛システムを構築する」と述べた。

また、「米政府は朝鮮半島や在韓米軍にTHAADを配備するとの決定はしておらず、韓国国防部への協力要請もない」とした。与党のセヌリ党の一部からTHAAD配備の必要性を訴える声が出ていることについて、記者から「在韓米軍にTHAADが配備されることは国益につながるか」と問われると、「米政府が決定し、韓国側に要請が来たときに判断する」とした。

これに関連して、韓国・中央日報は9日の米ワシントン・フリー・ビーコンの報道を引用して、韓国のTHAAD配備に懸念を示す中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が、朴大統領に「米国のTHAAD配備要請を拒否すれば、中韓間の経済交流が増える」と述べたと伝えている。(翻訳・編集/北田

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