韓国人青年の「イスラム国」加入で、政府が国境管理強化を呼びかけ―韓国

Record China    2015年2月27日(金) 19時34分

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25日、消息不明になっていた韓国人青年が過激派組織「イスラム国」に加わっていることが明らかになった。韓国政府は国境管理の状況を把握するため、現地に代表団を派遣する。資料写真。

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2015年2月25日、韓国メディアによると、消息不明になっていた18歳の韓国人青年が過激派組織「イスラム国」に加わっているのが明らかになったことを受け、韓国政府責任者は同日、韓国国民が違法にシリアに入国することを阻止するため、現地で国境管理の状況を把握することを目的に代表団をシリアおよび周辺国に派遣すると話した。中国新聞社が伝えた。

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韓国外交部などの政府機関関係者で構成される代表団は、3〜4月にシリアやトルコなどに派遣され、現地政府機関の国境管理を視察するほか、協力関係強化に関して協議を行う。また、トルコ以外にイラクやレバノンなどにも代表団派遣を検討している。

消息不明になっていた18歳の韓国人青年がトルコで消息を絶ったことで、韓国政府はシリアとその周辺諸国に対し、国境管理を強化し、韓国国民が違法にシリアへ入国しないよう求めた。青年が過激派組織「イスラム国」に参加し、戦闘訓練を受けていることが確認され、韓国人が「イスラム国」に加わった最初の事例となった。具体的な居場所はいまだわかっていない。

青年の母親は韓国警察当局の調べに対し、青年がネットを通じてトルコ人の友人と連絡を取っており、メールでも頻繁にやりとりしていたと話した。(翻訳・編集/岡田)

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