2015年2月18日、中国・新華社通信によると、世界各国の首脳が、中国人と世界の華人に向け、春節（旧正月）を祝うメッセージを送り、中国との関係強化に期待を示した。

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フランスのオランド大統領は、「未（ひつじ）年は良い兆しだ。羊は人懐っこさに加え、創造性や大胆さも持ち合わせている」と指摘。

中国との国交樹立50周年に当たる昨年を振り返り、両国で1000回もの記念行事が開催されたこと、民間航空をはじめ多くの分野で協力関係が深まったことなどを語った。

英国のキャメロン首相は、祝賀メッセージで、「英国在住の華人が英国で行ったすべてに感謝する」とし、「華人コミュニティーや華人は長い間、英国に貢献してきた」と称賛した。

また経済面で中国との関係が強化され、中国の文化や食品、科学技術、サービスが英国人の生活に欠かせない存在になっていると指摘。両国は英国の製品やサービス、文化を中国で普及させるべく努めているとも述べた。

昨年、中国との国交樹立65周年を迎えたチェコのソボトカ首相は、新華社の取材に応じ、「すべての中国人にとって、未年がよい一年であることを祈っている」とのメッセージを発表。「チェコは、中国と中欧・東欧諸国間の協力における積極的な参加者だ。チェコは、中国が経済や技術などの分野で中欧・東欧に進出するための入り口となることを期待している」と語った。（翻訳・編集/柳川）