朴大統領の日本への強硬姿勢に、日本軍で熱心に任務遂行した父親の存在を指摘する見方も―米紙報道に、海外のネットユーザーの反応は?

Record China    2015年2月19日(木) 8時47分

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18日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、日韓関係が冷え込む状況を米国が危惧していると報じた。この報道に、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2015年2月18日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、日韓関係が冷え込む状況を米国が危惧していると報じた。この報道に、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。

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ウォール・ストリート・ジャーナルは16日、反目し合う日本と韓国の関係を米国が危惧していると報じた。記事では、1965年に、日韓国交正常化を進めていた当時の大統領の朴正煕(パク・チョンヒ)氏が非難を浴びている姿を、10代だった娘の朴槿恵(パク・クネ)大統領が見てきたと述べ、50年経った現在、朴大統領が日本への強硬姿勢を打ち出したことで、日韓関係が悪化していると報じている。日本と韓国は米国にとって重要な同盟国であるため、両国の関係が悪化することは安全保障協力に支障が出る可能性があることを米国は危惧しているという。

記事では、日本の安倍晋三首相は朴大統領に対して対話を呼びかけているが、朴大統領は慰安婦問題について日本からの謝罪と補償の問題に進展がなければ、対話に応じないとの姿勢を取っていると伝えている。また、朴大統領が日本に対して強硬姿勢を取っているのには父親の影響があるという、専門家の見解も伝えている。父親の朴正煕氏は植民地時代、日本軍に参加しており、日本軍での任務を熱心に遂行していたという。朴大統領はまた、父親の過去を引き合いに出されて、日本と近い関係であると批判されることに非常に弱いと指摘する専門家の見解を伝えている。

記事によると、米議会調査局は先月13日に発表した報告書で、「韓国と日本の悪化した関係は、対北朝鮮などの政策における日米韓3カ国の協力関係を複雑なものにし、米国の国益を脅かしている」と指摘しているという。

この報道に、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。

「どうやってアメリカが日本と韓国の間を取り持つのだろう?」

「アメリカが日本と韓国の協力関係を築くためにできる唯一の方法は、どちらの国も見捨てるぞと脅すことだ」

「アメリカにできることはほとんどないと思う」

「アメリカは危惧することがたくさんあるな」

「日本と韓国の緊張関係の雲行きは怪しくなっている」

「日本と韓国のライバル関係の歴史は、もっと昔からある。少なくとも16世紀ごろから」

「朴大統領は現在の危機に対処するべきだ」(翻訳・編集/蘆田)

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