「旧正月」と「お正月」=新年のめでたさ感じられない日本、「正直いつもの土曜日や日曜日と大差ない」―中国人妻が見た日本

Record China    2015年2月19日(木) 4時36分

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18日、中国は旧正月連休に突入し、都市部に出稼ぎに出ている人や親と離れて暮らす人の多くが家族団らんの時を過ごしている。日本に嫁いで9年目の中国人女性は、中国と日本のお正月の違いについて自身の感想を語った。写真は中国・南京市。

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2015年2月18日、中国は旧正月(今年は2月19日)連休に突入し、都市部に出稼ぎに出ている人や親と離れて暮らす人の多くが家族団らんの時を過ごしている。日本人に嫁いで9年目の在日中国人女性は、中国と日本の正月の違いについて語った。

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大気汚染が深刻な中国では、花火などの使用を規制しているが、旧正月に爆竹を鳴らして新年の到来を祝う風習がある中国では依然として多くのところで爆竹や花火が使用されている。それもあって、爆竹の音を聞けば旧正月を連想し、新年の到来を肌で感じることができる。

さらに、新年のあいさつに親戚回りをしたり、玄関のドアに新年の飾りつけをしたりと、現代化が進んだ今でもいたる所で新年の雰囲気が漂っている。

一方、日本では新年の雰囲気を感じ取ることができない。夫によると、日本では年越しそばやおせち料理を食べる風習があり、門松を飾る伝統もあるのだが、今では門松を飾る家は少なく、おせちを作ることはおろか、買って食べる人も少ないという。唯一「紅白歌合戦」といったテレビ番組や、デパートの福袋に正月らしさを感じることができるが、中国のような正月特有のにぎやかさはなく、非常に静か。正直、いつもの土曜日や日曜日と大差ない。(取材・編集/内山)

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