Record China 2007年8月6日(月) 13時51分
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2007年8月5日、台湾が世界初となる黒潮発電所の建設を計画していることが明らかとなった。環境への負荷が少なく、コスト的にも十分な競争力を持つ夢のエネルギーだという。
2007年8月5日、台湾が世界初となる黒潮発電所の建設を計画していることを、台湾紙「中国時報」が伝えた。台湾経済部では、すでに初期計画案を台湾工業技術研究院に発注、8月下旬にも行政院の審議にかけられる予定だという。
台湾経済部エネルギー局の葉恵青(イエ・フイチン)局長によると、黒潮発電は環境への負荷が少なく、かつ発電効率も高いという極めて効率的な発電方法だという。技術開発が進めば、1kwあたりの発電コストは約5.8円となり、既存の発電技術に十分対抗しうると見られている。また、温室効果ガスを排出しないため、その分の排出権を売却すれば、最大で1200億円もの収入が見込まれるという。
現在、台湾経済部では、欧州・アメリカ・日本の専門家の協力のもと、候補地の調査を進めている。計画では、緑島に5000kwの発電所を設置、評価を行う方針だ。(翻訳・編集/KT)
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