日系企業の賃金、ベトナムは中国やタイのわずか2分の1―ベトナム紙

Record China    2015年2月17日(火) 9時36分

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13日、ベトナム紙トイチェーは、日系企業がベトナムで支払う賃金は他のアジア諸国での賃金に比べかなり低いと報じた。写真はベトナム人労働者。

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2015年2月13日、ベトナム紙トイチェーは、日系企業がベトナムで支払う賃金は他のアジア諸国での賃金に比べかなり低いと報じた。16日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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日本貿易振興協会(JETRO)が発表したベトナムでの日系企業活動に関するレポートによると、14年、ベトナムの日系企業で働く一般労働者の年平均賃金は2989ドル(約35万円)。エンジニアの平均賃金は一般労働者の約2倍だったが、どちらも製造業では中国、タイ、マレーシアの平均賃金の2分の1の水準だった。

ただし一般労働者の平均賃金自体は上昇しており、2010年の63%増となっている。過去4年で見るとエンジニアや管理職(19.6〜32%)に比べ、一般労働者の平均賃金は大幅な伸びを示している。

ベトナムにおける各企業の支出の内訳は、人件費24.6%、原材料58%、その他の費用17.4%となっており、人件費の割合は他のアジア諸国に比べ低く抑えられている。ベトナムに進出している日系企業の66.1%はベトナムの経済状況にプラス要因を見ており、今後も経営活動を拡大させる見込みだとしている。(翻訳・編集/谷)

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