ドーピング陽性のパク・テファンの聴聞会が延期に=ネットユーザーからは「“ヤク”・テファン」とやゆも―韓国

Record China    2015年2月15日(日) 23時2分

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13日、韓国水泳連盟は、ドーピング検査で陽性となった韓国男子競泳自由形・朴泰桓選手に対する聴聞会に関して、国際水泳連盟が韓国水泳連盟の申請を受け入れ、聴聞会開催の延期を決定したことを明らかにした。写真は仁川アジア大会の水泳会場。

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2015年2月13日、韓国テレビ・SBSによると、韓国水泳連盟は、ドーピング検査で陽性となった韓国男子競泳のエース・朴泰桓(パク・テファン)選手に対する聴聞会に関して、国際水泳連盟(FINA)が韓国水泳連盟の申請を受け入れ、聴聞会開催の延期を決定したことを明らかにした。網易体育が伝えた。

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朴選手に対する聴聞会は、FINAが22日にスイス・ローザンヌで開催する予定だったが、韓国水泳連盟は資料の準備不足などを理由に、FINAに開催延期を申請していた。その理由について、水泳連盟の関係者は「時間がなく、現状では朴選手の資料がまだ十分ではなかった。完全な資料を提供して、多くの人の疑念を解消したかった」と話している。

13日、水泳連盟はFINAから聴聞会開催延期決定のメールを受領したことを明らかにした。ただし、開催の具体的な日程はまだ決定していないという。FINAは、聴聞会で朴選手自らの説明を聞いた後、出場停止処分などを具体的に決定する予定で、聴聞会が朴選手の運命を握っている。

一方、韓国警察当局の調べでは、朴選手は故意に薬物を服用したわけではないとされているが、朴選手がなぜ男性ホルモンを注射したのか、明確な説明がされておらず、説得力に欠けている。FINAは、韓国警察当局による取り調べを大筋で信頼しているとみられるが、これまで禁止薬物に関わった選手に対しては、条例に基づいて、一般的に2年間の出場停止処分が科されてきた。FINAは昨年、相次ぐドーピング問題に対処するため、ドーピング検査で陽性反応が出た場合の出場禁止期間を2年から4年に引き上げている。

朴選手の処分がどうなるかは未定だが、出場停止2年以上ならば来年のリオデジャネイロ五輪への出場はかなわない。韓国のネットユーザーは度重なる疑惑にうんざりしているようで、「もうこのまま引退しろよ」「パク・テファン、これ以上恥をさらすな。もう君は“ヤク(薬)”・テファンだ」といったコメントを寄せている。(翻訳・編集/秋田)

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