米国防総省元高官「米国にとって最大の潜在的脅威は中国」、中東も大事だがアジア・リバランスは極めて重要―米メディア

Record China    2015年2月15日(日) 7時20分

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11日、米国の国防総省元幹部は、世界各地に安全保障上の危機は存在するが、米国にとって最も長期的な脅威はアジア太平洋地域に存在すると語った。資料写真。

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2015年2月11日、米国の国防総省元幹部は、世界各地に安全保障上の危機は存在するが、米国にとって最も長期的な脅威はアジア太平洋地域に存在すると語った。ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

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米上院軍事委員会のマケイン委員長は10日に行われた公聴会で、初めに中国を挙げて「米国にとっての脅威である」として「中国が急速に進める軍の近代化が、アジア太平洋地域の軍事力バランスを壊そうとしている」と述べた。

国防総省のミシェル・フローノイ元国防次官もスピーチで、「世界の至る所に危機は存在するが、米国はもっと多くの資源をアジア太平洋に投入し、中国からの挑戦に対応するべきだ」と述べ、「中東地域の危機に対応しなければならないのはもちろんだが、長期的に見ればアジアに十分な資源を投入しなければならない」と述べた。

また、同じく元国防次官のエリック・エデルマン氏は米国がアジア・リバランスに十分な資源を投じていないことに懸念を示し、「われわれにリバランスが必要であり、それが重要であることは間違いない」と述べた。

国防総省の元幹部2人は、将来的な脅威に備えて十分なリソースを軍事に割り当てることを目的に、強制歳出削減の廃止を議会に促している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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