Record China 2015年2月12日(木) 3時1分
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7日、香港で横行する中国本土への粉ミルク密輸事件の裁判で、「中国人が国産の粉ミルクを飲みたがらないのは国の恥」と断じた裁判官の発言が波紋を呼んでいる。写真は南京のスーパーの粉ミルク売り場。
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2015年2月7日、BBCによると、香港で横行する中国本土への粉ミルク密輸事件の裁判で6日、呉●芳(ウー・フイファン、●はくさかんむりに恵)裁判官が「中国人が国産の粉ミルクを飲みたがらないのは国の恥」と発言した。9日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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香港粉嶺裁判所主席裁判官の呉裁判官は、ここ数日間にわたって香港政府の定めた粉ミルクの中国本土持ち込み制限に違反した23件の密輸事件裁判の審理に取り組んだ。その際、呉裁判官は「粉ミルクの密輸は昨年6月に厳罰化したにもかかわらず、増加の一途をたどっている。2013年には2700件だった摘発件数が、昨年は5000件と衝撃的な数にまで増えている」と発言。さらに「自国で生産した粉ミルクを国民が飲みたいと思わないのは悲しむべきことであり、国の恥だ」と述べた。
この呉裁判官の発言に中国のネットユーザーは敏感に反応。「口に入れたくないのは粉ミルクだけじゃない。他にもいっぱいある」「なぜ飲みたくないのかを考えるべきだ」「香港が中国本土への粉ミルクの持ち込み制限をすることこそ恥じゃないのか?」「子どもの健康を考えたら、国産の粉ミルクなんか飲ませられるか!」といったコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/本郷)
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