日中和解、戦後70年の最重要テーマ―中国メディア

Record China    2015年2月12日(木) 9時5分

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10日、鳳凰網によると、中国の識者・馬立誠氏は、今年抗日戦争勝利から70年を迎え「日中の和解が最も重要なテーマだ」と述べた。写真はノルマンディー。

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2015年2月10日、鳳凰網によると、中国の識者・馬立誠(マー・リーチェン)氏は、今年抗日戦争勝利から70年を迎え「日中の和解が最も重要なテーマだ」と述べた。

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日中両国の和解は、戦後70年の最も重要なテーマだ。両国民、東南アジアや国際社会、全世界が求めることでもある。過去に敵国同士が和解した例にドイツとフランス、ロシアとドイツなどがある。

ドイツとフランスは歴史上、日中に比べてずっと多く衝突してきた。04年にノルマンディー上陸作戦から60年を迎え、両国首脳はともに海岸に立ち「新たな和解の時代が来た」と宣言した。ドイツとソ連も第2次世界大戦中に激しく戦ったが、戦後ロシアは独軍兵士の遺骨を集め、墓地を建設した。反対する声もあったが、学生らの尽力で今も墓地は美しく保たれている。

ドイツとフランス、ロシアの和解は、日中関係の今後に大きな啓示を与えるだろう。私はいつも言う。中国の科学技術は発展途上だ。日本の技術や人材、管理経験を必要としているから、日本とは良き関係を結ぶべきだ。そうすれば日中両国は手を携え、永遠の平和を守ることができる。日中の歴史問題において、われわれは二つの歴史を覚えていかなければならない。一つは戦争の苦難の歴史、もう一つは戦後の和解と協調の歴史だ。(翻訳・編集/大宮)

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