「旭日旗」に複雑な反応見せる韓国=M.I.Bのメンバーはファンの批判受け発言撤回

Record China    2015年2月10日(火) 13時2分

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10日、日本国旗の「旭日旗」をめぐって韓国内でさまざまな反応が巻き起こっている。韓国人には、太陽を模した旭日旗は日本人のアジア侵略の象徴であるとしてタブー視していることがその背景にある。資料写真。

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2015年2月10日、日本国旗の「旭日旗」をめぐって韓国内でさまざまな反応が巻き起こっている。韓国人には、太陽を模した旭日旗は日本人のアジア侵略の象徴であるとしてタブー視していることがその背景にある。

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直近では、韓国のHIPHOPグループ・M.I.Bのメンバー、Young Creamが2月6日、自身のツイッター上に、青く塗りつぶした太極旗(韓国の国旗)の写真を掲載。「俺は太極旗の赤色が気に入らない。ハーケンクロイツ(ナチス・ドイツのシンボル)と旭日旗の赤が何を意味するか知っているか?もし大統領になったら、韓国の国旗を変える」と書き込んだ。ファンからの批判にも「論理もセンスも知識もないやつらは一生そうやって生きていろ」と罵倒した。

Young Creamは7日になって、ファンから「太極旗を毀損(きそん)し、韓国を侮辱した」などと強く非難されたことを受け、問題となった画像と書き込みを削除し、「今考えると、愚かな妄言だった。ファンの心まで傷付け、申し訳ない」と謝罪した。韓国のネットユーザーの中には「悪気はなかったんだろうけど、選ぶ言葉を間違えちゃったね」という同情的な声も寄せられており、韓国人の中に旭日旗に対して複雑な感情が潜んでいることをうかがわせる。

旭日旗をめぐっては、国際サッカー連盟(FIFA)が昨年10月、機関誌の表紙デザインが旭日旗を連想させるとの韓国メディアの抗議を受け、変更に追い込まれたほか、米JPモルガン・チェース銀行も昨年12月、ニューヨーク・ブルックリン支店の壁画が旭日旗を連想させるとの韓国人団体の抗議を受け、今年1月撤去した。

今年になってからも、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作映画「ベイマックス」に旭日旗が登場することや、パリで開かれたファッション展示会に参加したフランス・ブランド「レッドスキンズ」が旭日旗をデザインした大型ポスターを掲示したことなどが韓国内で物議を醸している。(編集/KO)

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