Record China 2015年2月9日(月) 17時31分
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8日、ポーランドは第二次世界大戦戦勝70周年記念の式典を、同国のグダニスク(旧称:ダンツィヒ)で行うべきだと提案している。ロシアが5月9日に赤の広場で大規模な式典を計画していることに対抗したもの。写真はポーランドのグダニスク。
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2015年2月8日、ポーランドは第二次世界大戦戦勝70周年記念の式典を、同国のグダニスク(旧称:ダンツィヒ)で行うべきだと提案している。ロシアが5月9日に赤の広場で大規模な式典を計画していることに対抗したもの。ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。
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1939年9月1日、当時のダンツィヒを訪問していたドイツの戦艦が、同地のヴェステルプラッテで砲撃を開始し、第二次世界大戦が勃発した。その後数カ月間、ドイツ軍と戦うポーランドは、ヒトラーとスターリンの秘密議定書によって、ソ連赤軍からも侵攻されることとなった。
ポーランドのコモロフスキ大統領は「ポーランドは第二次大戦勃発から終戦まで、戦争の当事者であった国だ。第二次大戦のもたらした結果について、どの国よりも語る権利を持っている」と述べた。コモロフスキ氏は「スターリンはヒトラーと結託して世界平和を破壊した。大戦の結果、ヨーロッパは東西に分かれ、東欧の人々は自由を奪われた。歴史を見直さなければ、記念式典の際にもスターリン時代のスローガンを叫ぶことになる」と語った。
ロシアと中国は戦勝70周年の記念式典を計画している。ロシア大統領府は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を含むアジアとCIS(独立国家共同体)の首脳20人あまりが、5月9日にモスクワの赤の広場で記念式典に出席すると発表しているが、欧米の首脳が出席するかはいまだ未知数である。ロシアの研究者の多くは、戦中の中ソ関係は多くがソ連と国民党との関係であり、日本による中国侵略を受け、ソ連は国民党政府を支援することで日本の脅威に備えたと指摘している。そのため、ソ連は第二次大戦勃発から国共内戦に至るまで国民党を支援していた。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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