2015年2月4日、韓国・聯合ニュースによると、14年の韓国における性犯罪の被害者は713人に上り、13歳未満の児童が179人と全体の約25％を占めた。4日付で環球網が伝えた。

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被害者のうち、19歳未満が372人で全体の半分以上を占め、13歳から19歳が193人、13歳未満が179人という内訳だった。13年の被害者は830人で、未成年者はこのうちの56％、12年も被害者全体の55％を未成年者が占めた。

被害状況を報告したのは、暴力を受けた女性や子どものサポートを目的に設立された支援センターで、児童が犯罪に巻き込まれる原因として、性犯罪に対する認識不足を挙げている。加害者の中には遊びを装って被害者に近づく者もいるため、後になって性被害を受けたと気づくケースもあるという。このため早期の性教育の必要性や、顔見知りによる犯罪が多いことから周囲が日ごろから注意の目を向けることなどを訴えている。（翻訳・編集/野谷）