中央アジアにもイスラム国の影、中国天然ガスパイプラインが危険な状況に―ロシア紙

Record China    2015年2月4日(水) 20時10分

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3日、トルクメニスタンとアフガニスタンの国境付近に過激派組織「イスラム国」が出没しており、その影響で中国の天然ガスパイプラインが危険な状況にさらされている。写真はトルクメニスタン。

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2015年2月3日、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータによると、トルクメニスタンとアフガニスタンの国境付近に過激派組織「イスラム国」が出没している。その影響で、中国の天然ガスパイプラインが危険な状況にさらされているという。中国新聞社が伝えた。

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アフガニスタン西北部では、一部のトルクメニスタン人が早期からタリバンと行動を共にしている。トルコの影響もあって現地では汎テュルク主義が受け入れられており、イスラム過激思想の影響も強い。トルクメニスタンやアフガニスタン国境付近の不安定さが中央アジアとカスピ海周辺の地域に及んでいる。

トルクメニスタンは隣国ウズベキスタンの不安定要素の原因になっており、その影響で中国に天然ガスを供給しているパイプラインが危険にさらされている。永世中立国であるトルクメニスタンは軍事力の削減を行っており、安全保障能力は低く、タリバンの小規模部隊にも対応できない状態だという。(翻訳・編集/岡田)

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