Record China 2015年2月4日(水) 19時50分
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4日、韓国メディアによると、過激派組織「イスラム国」に殺害されたとみられる日本人ジャーナリスト・後藤健二さんの著書が日本でベストセラーになっている。このニュースは韓国でも注目され、ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。
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2015年2月4日、韓国・聯合ニュースによると、過激派組織「イスラム国」に殺害されたとみられる日本人ジャーナリスト・後藤健二さんの著書が日本でベストセラーになっている。
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後藤さんの著書4冊を刊行した児童書出版「汐文社」には、後藤さんらの拘束映像が公開された1月20日以降、4冊の本に対する注文が殺到している。
後藤さんの著書の内容はすべて、紛争地域の子どもたちの苦しみについて取材したものだ。暴力について直接描写するのではなく、子どもや家族の愛を通して、戦争の悲しみを伝えている。2005年に出版した「ダイヤモンドより平和がほしい」は、ダイヤモンドの採掘権をめぐって内戦が起きたアフリカ・シエラレオネに住む少年の話。幼い時に父親を敵に殺され、少年兵として連行された後に脱出し、その後自分のための人生を歩んでいく物語だ。
また、2008年に出版した「ルワンダの祈り」は、数十万人が犠牲となったルワンダ内戦中、絶望的な状況を家族の愛で乗り切った物語。
後藤さんの著書には「自分に勇気を与えてくれる家族に心から感謝している」「愛する娘やママにありがとうと言いたい」など、家族への愛情もつづられているという。
このニュースは韓国でも注目され、ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「後藤さんが生きて戻ることを心から願っていた。つら過ぎる現実だ」
「世界は後藤さんを絶対に忘れない」
「ずっと戦争の悲しみを伝えていたんだね。日本を救うのは後藤さんだ!」
「こんなに崇高な精神を持つ日本人がいたなんて。後藤さんは実は韓国人だったりして?」
「イスラム国は人を殺すことを楽しんでいるのか?本当に腹が立つ」
「後で、『後藤さんの死が日本軍国主義を発展させた』と言われるんじゃないかと心配だ」
「短いが、価値のある人生を生きた人だ。尊敬する」(翻訳・編集/堂本)
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