2015年2月3日、韓国・聯合ニュースは、韓国軍が国産戦闘機の対ペルー輸出に向け、入札書を今月にもペルーに提出する見通しだと報じた。国産軽攻撃機「FA50」24機を輸出する計画で、パイロットの訓練費を含めた額は10億ドル（約1170億円）に上るとみられている。環球網が伝えた。

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韓国軍関係者によると、韓国以外にロシア、イタリア、中国などが入札に参加する予定だ。「FA50」は韓国航空宇宙産業（KAI）が生産した国産軽攻撃機で、KAIは12年11月にペルーから空軍練習機20機を受注している。このため、今回の入札も韓国が優勢との見方が強いという。

「FA50」は韓国が独自開発した超音速高等訓練機「T50」の改造機で、最高飛行速度はマッハ1．5に達する。空対地ミサイルや統合直接攻撃弾など、最大4．5トンの搭載が可能。「T50」は11年にインドネシアに16機、13年にイラクに24機、14年にフィリピンに12機輸出されている。（翻訳・編集/野谷）