2015年2月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で元慰安婦の女性の訃報が相次いでいる。慰安婦問題の解決を目指す韓国挺身隊問題対策協議会は同日、元慰安婦のAさんが入院先の病院で息を引き取ったと発表した。3日付で環球網が伝えた。

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Aさんは生前、元慰安婦という事実の公表を望まず、名前を含むすべての情報がふせられたままとなっている。本人や家族の意志により、葬儀も非公開で行われた。Aさんがこの世を去ったことにより、韓国政府が記録している存命中の元慰安婦は238人から53人に減少した。

同協議会の代表はAさんの数日前にこの世を去った元慰安婦の女性の追悼式典で、「各界が協力して慰安婦問題のために戦わなければならない」と指摘。元慰安婦が日本に対する抗議を諦めず、人々が元慰安婦に敬意を示すことを望むと表明した。（翻訳・編集/野谷）