2015年2月2日、台湾の俳優コー・チェントン（柯震東）主演の映画「捉妖記」が、中国の俳優ジン・ボーラン（井柏然）に換えて撮り直されることになった。新浪が伝えた。

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今年公開予定だったファンタジー時代劇の「捉妖記」は昨年、コー・チェントンの大麻騒動で窮地に立たされ話題になった。昨年10月に政府当局が、薬物や買春など過去に問題のあるタレントの「締め出し」を発表したことで、中国での公開は暗礁に乗り上げた。製作会社の安楽影片公司が2日、ジン・ボーランを代役に起用し、撮り直しを行うことを発表した。

映画は今月下旬にもクランクインする予定。今年夏休みシーズンの公開を目指す。安楽影片では、チェントンとボーランは身長も同じくらいで体格も似ているため、「最もふさわしい人選」としている。

チェントンのマネジメントを手掛ける著名プロデューサーのアンジー・チャイ（柴智屏）が、メッセージを発表。「せっかくいいチャンスをいただいたのに、われわれが皆さんの期待を裏切った」とし、新「捉妖記」への理解と支持を表明している。（翻訳・編集/Mathilda）