イスラム国人質事件で、後藤さんの兄の「日本人らしい」発言に称賛が集まる一方で、「自己責任」論も―英メディア

Record China    2015年2月3日(火) 18時32分

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2日、英BBCは、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件についての日本でのさまざまな受け止められ方について報じた。資料写真。

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2015年2月2日、英BBCは、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件についての日本でのさまざまな受け止められ方について報じた。

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BBCは、イスラム国に拘束されていた後藤健二さんが殺害したとみられるとの第一報が流れた時の日本の様子を伝えている。日本時間1日の早朝、ツイッターで第一報を知った人も多い中、公開された映像を見ないようにとのツイートが多く発信されていたという。また、後藤さんの家族や、先月に殺害されたとみられている湯川遥菜さんの家族に対して、メディアが過剰な取材をしないようにといったコメントも見られると伝えている。

さらに、後藤さんの兄の発言に注目している。後藤さんの兄はNHKの取材で「兄として、これまで日本政府や日本国民、さらには世界中の皆さんから支援していただき、感謝している。健二がこれまでにしてきた仕事を誇りに思うが、今回の行動は軽率だったと思う」と述べたと伝えている。この発言は非常に「日本的」であり、多くの日本人が高潔なものだと感じたと伝えている。

一方で、人質事件が報じられて以降、「自己責任論」が論じられたことも報じている。特に注目を集めたのは、タレントのデヴィ夫人が自身のブログで、今回の人質事件は迷惑であると述べ、「自決してほしいと言いたい」と述べたことが話題となり、批判が集中したことも伝えている。(翻訳・編集/蘆田)

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