店名に「尖閣」、愛国がテーマの中国レストラン、看板取り壊される=管理会社「デリケート過ぎて悩みのタネ」―北京市

Record China    2015年1月26日(月) 17時43分

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23日、中国・北京市の日本レストランに隣接する、愛国がテーマのレストランの広告看板が管理会社により取り壊された。

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2015年1月23日、中国・北京市の日本レストランに隣接する、愛国がテーマのレストランの広告看板が管理会社により取り壊された。環球時報が伝えた。

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同店は店名に「釣魚島(尖閣)」の文字を使い、内装は尖閣や中国初の空母「遼寧号」をモチーフにし、料理名にも尖閣の名前を残している。

看板が取り壊されたことに気が付いた店主は通報したが、警察を前にしてもなお、管理会社の従業員は、「好きなだけ通報しろ、看板は私たちが取り壊した!」と強硬姿勢を見せたという。

店主は、「日本メディアも多く取材に訪れ、管理会社にさまざまな質問をしたと思う。そのため、管理会社は、同看板は『デリケート過ぎる話題で、悩みのタネ』だと話している。管理会社は大変な立場にあるのは理解できるが、私は日本人を門前払いしているのではなく、むしろ日本のお客さんを歓迎している。単に自分の主張を表現しただけ」と語っている。

さらに、「店には独・英・トルコなど多くの大使館関係者も訪れる。彼らの中には『尖閣は中国のもの』と叫んでから入店する人もいるくらいで、店は和やかな雰囲気だ」と話した。

同店に関して隣接する日本料理店は、「日本人客は気にする人もいるかもしれないが、大きな影響はない」と述べていると報道で紹介した。(翻訳・編集/内山)

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