34歳でおばあちゃんに!新疆ウイグル自治区に“早婚の村”―中国メディア

Record China    2015年1月25日(日) 23時28分

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23日、中国メディア・山西新聞網によると、中国・新疆ウイグル自治区の農村では、法律で定めた婚姻年齢に達していない男女が結婚する風習があるため、子供の出生数の多さや離婚率の高さが問題になっている。写真は天山山脈。

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2015年1月23日、中国メディア・山西新聞網によると、中国では法律で結婚できる年齢を男性は22歳、女性は20歳と定めているが、一部の少数民族の間では今もなお早婚の風習が残っているという。

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昨年末、雲南省金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県で16歳の少年と13歳の少女が結婚したとのニュースが話題になったが、新疆ウイグル自治区南疆地区(天山山脈以南、崑崙山脈以北の地域を指す)の農村部でも早婚が一般的だ。

同自治区婦女連合会党組織委員会の侯漢敏(ホウ・ハンミン)書記によると、南疆地区農村部では18歳未満で結婚する女性が多く、彼女たちは34歳で孫を持つという。こうした結婚は違法であるため当局に届け出ることはない。結婚式を挙げて、事実婚を継続し、夫婦共に法定年齢に達した時点で、ようやく婚姻届を出す。

侯書記は「早婚は若年出産や複数出産、離婚につながる可能性が高い。ある村では、500人の女性の45%に離婚経験があった」と指摘。精神的にも肉体的にも未成熟な段階で結婚することの弊害を強調した。(翻訳・編集/本郷)

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