Record China 2007年7月31日(火) 8時59分
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中国人の日常生活に深いかかわりのあるタクシー。市内のタクシー運転手2万7000人に対し、武漢市は制服を支給、着用を義務付けた。違反者には罰則も適用。しかし、その必要の有無については議論が続いている。
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2007年7月30日、湖北省武漢市は、市内の全てのタクシー運転手に制服の着用を求めた。費用の500万元(約8000万円)はそれぞれのタクシー会社が負担する。タクシー運転手の制服着用の必要性について、現在中国国内で様々な意見が噴出している。
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武漢市は、市内の2万7000人のタクシー運転手に対し、それぞれの会社が準備した夏服、冬服、春秋服の3種類の制服を支給。毎年5月1日からの春の連休、10月1日からの秋の連休、そして旧正月(春節)期間には、この制服を着用して業務を行なうようにと義務づけた。その他の期間については今のところ制服着用の義務はないが、期間中に制服を着用していなかった場合、業務停止や講習への参加などの罰則が適用される。
武漢市だけでなく、中国では最近、いくつかの都市がタクシー運転手に制服着用を義務付けるようになっている。こうした新たな規定に対し、一部のタクシー運転手らは政府による一方的な押し付けであるとの不満を明らかにしており、現在もその必要性の有無についての議論が交わされている。(翻訳・編集/BA)
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