Record China 2015年1月19日(月) 10時23分
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17日、岸田外務大臣はインドのニューデリーでスワラジ外相と「第8回日印外相間戦略対話」を実施し、インド外務省のシンクタンクで講演を行った。岸田外相は、日印はインド洋・太平洋地域での特別なパートナー関係にあると述べた。写真はインド北部地域。
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2015年1月17日、日本の岸田外務大臣はインドのニューデリーでスワラジ外相と「第8回日印外相間戦略対話」を実施し、インド外務省のシンクタンクで講演を行った。岸田外相は、日印はインド洋・太平洋地域での特別なパートナー関係にあると述べた。香港・フェニックステレビが伝えた。
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岸田外相は、日印は民主、普遍的な価値、経済の活性化、海洋の安定という3つの分野で架け橋としての役割を果たしていると述べ、法に基づき、武力や武力による脅しを使わず、平和的に問題を解決するという3つの原則に言及した。また、海自救難飛行艇「US2」のインドへの輸出や、日本が参加している米印合同演習「マラバール」は、日印の安全保障においてきわめて重要であると述べた。
日中関係について、岸田外相は中国の平和的台頭を待望しているとして、日中首脳会談の実施後、両国間に対話のメカニズムが確立されることを期待していると述べた。一方で、「中国当局の船が尖閣諸島の領海への侵入を繰り返しており、毅然とした対応をしていきたい」と述べた。
日本は11月、インド東北部の中印国境地帯の2000キロにわたる道路の建設を受注しているが、中国が領有を主張して「蔵南地区」と呼ぶアルナール・プラデーシュ州での建設は予定していないという。
岸田外相はスワラジ外相との会談で、「モディノミクスとアベノミクスを結びつけるというのが両国のコンセンサス。インド洋と太平洋は南シナ海を介してつながっており、両国は海上の安全確保に努力していく」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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