米出版社、日本政府が要請した「慰安婦」関連の記述修正を拒否「出版社に大きな拍手を送る」「もしイスラム教徒から…」―米国ネット

Record China    2015年1月17日(土) 8時16分

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16日、米国の歴史教科書に記載された慰安婦に関する内容について、日本政府から修正するよう要請を受けていた米ニューヨークの出版社が要請を拒否したことが報じられ、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2015年1月16日、米国の歴史教科書に記載された慰安婦に関する内容について、日本政府から修正するよう要請を受けていた米ニューヨークの出版社が、要請を拒否した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

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ウォール・ストリート・ジャーナルは15日、ニューヨークの出版社マグロウヒル・エデュケーションが、同社が出版する教科書の中の慰安婦に関する記述を修正するよう日本政府から要請されていたが、これを拒否したと報じた。

教科書の中では、慰安婦について、1930年代から1940年代にわたって多くは韓国人だった女性らが日本軍により強制的に慰安所で働かされたと記述されているという。また、「日本軍は、14歳〜20歳の約20万人の女性を強制的に募集、徴用し、“慰安所”と呼ばれる日本軍の売春宿で強制的に働かせた」という記述があるほか、日本軍が「慰安所の運営を隠すために多数の慰安婦を殺害した」とも書かれているという。

同社は15日に声明を発表し、教科書に記述された内容は「学者らが慰安婦に関する歴史的事実に基づいたものであり、当社は執筆者たちの記述、研究、表現を明白に支持する」と述べた。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「マグロウヒルに大きな拍手を送るよ。歴史を修正しようというグロテスクな試みをするなんて、安倍政権は厚かましい。ドイツの首相がアウシュビッツに関する記述を削除するように出版社に求めるなんてことは想像できない。安倍首相とその支持者たちは、ハードコアなネオファシスト集団で、侵略国の日本帝国を再建しようとしている。オバマ大統領が日本を同盟国と呼んでいることは、アメリカにとって不名誉なことだ。まあ、2人は、厚かましさという点では共通しているけれどね」

「先進国がどうしてこのようなことができるんだ?情報化社会の今、誰がこんなばかなことをしようとしているんだ?」

「自分の国の歴史を理解し、知るということは、さらなる愛国心につながる」

「出版社は、もしイスラム教徒から“豚肉”という単語を教科書から全て削除するように要請されたら、拒否するだろうか?私はそれだけが知りたい」

「日本はどこででも歴史をごまかすことができると思っているんだな」

「日本政府は、ものすごい努力をして慰安婦問題を書き換えようとしている。恥ずかしいことだ」(翻訳・編集/Yasuda)

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