Record China 2007年7月29日(日) 11時16分
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2007年7月、サッカー中国代表監督に元日本代表監督のトルシエ氏が急浮上している。今回のアジア杯でのオシム・ジャパンの戦いぶりは中国で高い評価を受けているが、トルシエ氏はその基礎を築いた人物と見られているという。
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2007年7月、サッカー中国代表の新監督に元日本代表監督のトルシエ氏が急浮上との観測が流れている。
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中国代表は、今年のアジア杯でグループリーグ初戦を5対1と圧勝しながらも、第2戦をイランと引き分け。最終戦ではウズベキスタンに0対3と屈辱的な敗北を喫し、1980年の第7回大会以来、27年ぶりとなる予選リーグ敗退という屈辱を味わった。朱広滬(ジュー・グワンフ)監督は去就を明確にしていないものの、辞任もしくは更迭が既定路線と見られている。
来年からワールドカップ予選も始まるため、後任の代表監督探しは急務。評価が高いドゥイコビッチ五輪代表監督の兼任案も浮上しているが、五輪の地元開催を控え、A代表との兼務は現実には困難と見られている。そこで浮上してきたのが、ドゥイコビッチ監督と五輪代表監督の座を争ったトルシエ氏だ。
中国では、今回のアジア杯でのオシム・ジャパンの戦いぶりは注目されている。積極的にシュートを打たないことには疑問符を投げかけつつも、落ち着いた試合運びと強力な中盤は「アジアレベルを超えている」と絶賛する向きは多く、「日本と中国とはいつの間にこんな差がついたのか」と嘆くファンも。
トルシエ氏は、近年の日本サッカー躍進の礎を築いた監督として、中国では高い評価を受けている。同氏も「中国選手の身体能力は高く、ワールドカップに出場する力は十分にある。私自身の第一希望も中国代表監督への就任だ」と語るなどやる気満々。今や新代表監督候補の最右翼に躍り出たと見られている。(翻訳・編集/KT)
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