<中国食品>外国系企業が市民向け「社会科見学」企画、食の安全への取り組みアピール―広東省深セン市

Record China    2007年7月30日(月) 11時25分

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2007年7月28日、広東省深セン市で外国系企業が40人あまりの市民を招き、現地の豆腐工場の生産ラインなどを案内した。食の安全への関心が高まる中、自社の販売製品の安全性をアピールする狙い。

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2007年7月28日、広東省深セン市で米国系スーパーマーケットのウォルマートが40人あまりの市民を現地の豆腐工場に招待し、近代的な生産ラインなどを案内した。同社は昨年からこうした大人向けの「社会科見学」を企画しており、安全性を含め自社の販売製品をアピールする狙いがある。

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市民が訪問したのは、福蔭豆製品生産工場。副食品供給確保を目指す政府の「菜籠プロジェクト」の支援を受けている工場だ。最先端の生産設備を見学したほか、専門家による豆腐製品に関する講座も開催された。

深セン市のウォルマートは、2006年から会員を対象に、こうした大人向け「社会科見学」を実施。参加した市民は無料の小旅行感覚で楽しみ、製造元は安価で大きな広告効果を得られる。そして販売品の品質を理解してもらったウォルマートも売り上げが伸び、3者全てにメリットがあるのだという。現在、中国の食の安全性がクローズアップされているが、海外のみならず中国の国内消費者にとっても大きな関心事。それだけに市民に自社製品を信頼してもらい、地道にブランドを育てる企業側のPR活動は今後増加していくものと見られる。(翻訳・編集/KT)

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