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27日、中国の温家宝首相は全国質量工作会議に出席し、中国は食品の安全性と品質の向上に努力していると発言。事実を歪曲した報道により、諸外国が過剰反応することに憂慮を示した。
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2007年7月27日、温家宝首相は全国質量工作会議に出席した。
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温首相は席上、中国は今後輸出大国として、世界各国とよりいっそうの協調・協力を推し進めていくことを宣言。現在国家間で問題となっている食品の安全性と品質に関しては、科学技術を尊重し、国際基準を守り、事実を調査し、対話を通じて解決を図ると語った。
さらに首相は「もっとも説得力があるのは、商品自らの品質である」として、中国は常にたゆまぬ努力を続けていると強調した。
同時に各国に対し、事実を歪曲した報道は好ましくないと発言。これにより貿易を規制したり、中国食品全体を蔑視するような行動はとってほしくないと強く求めている。(翻訳・編集/本郷智子)