三池崇史監督に強力ライバル!張芸謀審査委員長の愛弟子、姜文監督も出品―ヴェネチア国際映画祭

Record China    2007年7月28日(土) 21時42分

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2007年7月27日、中国の姜文監督作品の「太陽照常升起」が、第64回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にノミネートされたとの報道があった。中国国内では早くも金獅子賞受賞を期待する声が。

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2007年7月27日、8月29日から開催される第64回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門のノミネート作品22本が発表された。中国からは姜文(ジャン・ウエン)脚本、監督、主演の「太陽照常升起(The Sun Also Rises)」がノミネートされ、国内からは早くも最高賞の金獅子賞を期待する声が。

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今回の同映画祭で審査委員長にあたる主席審査員を務めるのは、中国を代表する映画監督、張芸謀チャン・イーモウ)。実は姜文監督とは師弟関係にあり、これが姜文作品に有利に働くだろうとの下馬評もある。

この件に関し、当の姜文監督は「そりゃあ、張さんも本心では中国人監督の受賞を望んでいるかもしれない」としながらも、「ただし、それと厳正な審査をすべき審査員としての立場は別」と発言。国内メディアに対し、張監督の審査にプレッシャーをかけるような報道はしないでほしいと釘をさした。

同映画祭には、日本期待の三池崇史監督作品「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」もノミネートされており、アジア勢同士が金獅子賞を争う展開になるかも。(翻訳・編集/本郷智子)

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