20年続いた春節の「豫園ランタン祭り」が中止に、大みそかの将棋倒し事故を受け=市民からは怒りの声―上海市

Record China    2015年1月11日(日) 18時30分

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9日、中国・上海市旅遊局の公式サイトによると、20年続いた春節(旧正月)の人気イベント「豫園ランタン祭り」の開催が中止となった。写真は13年のランタン祭り会場。

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2015年1月9日、中国・上海市旅遊局の公式サイトによると、20年続いた春節(旧正月、今年は2月19日)の人気イベント「豫園ランタン祭り」の開催が中止となった。中国紙・新民晩報(電子版)が伝えた。

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上海市黄浦区の呉成副区長は8日、春節を祝って毎年開催されていた「豫園民俗灯会(ランタン祭り)」中止の告知徹底と、春節期間中の交通・消防など各方面の安全強化に取り組むと語った。黄浦区旅遊局は昨年の大みそかに発生した将棋倒し事故を受け、区内で開催される大型行事の開催見送りを検討していた。

中国の国家無形文化遺産にも指定されている豫園ランタン祭りには、毎年多くの市民や観光客が訪れる。13年には春節の連休期間中の7日間で、過去最多の延べ300万人が豫園商城に押し寄せた。この発表に、上海市民だけでなく中国各地から批判の声が相次いでいる。以下はネットユーザーの主な声。

「政府が無能だから事故が起こる。イベントのせいじゃない」

「正月の楽しみがなくなった」

「何もしなければ、何も起こらない。そう考える政府はごみ同然」

「いっそのこと交通網をすべて封鎖して、上海市民を家から一歩も出さないようにすればいい」(翻訳・編集/本郷)

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