2015年1月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国文化観光研究院は、今年、韓国を訪れる外国人観光客数が1620万人を超え、過去最高に達するとの予測を発表した。

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同研究院によると、今年の外国人観光客数は昨年の1420万人から14．1％増加して1620万人に達し、そのうち中国人観光客は前年比28％増の794万人になる見通し。これは全体のおよそ5割を占める割合だ。一方、日本人観光客は2003年以来、12年ぶりに180万人台となり、全体に占める割合はわずか11％に落ち込むという。

同研究院は、東南アジアの情勢不安や香港でのデモ激化、日本と中国の尖閣諸島をめぐる領土紛争や外交対立が続けば、韓国を訪れる中国人観光客が増加すると分析している。日本人観光客の減少については、日本の金融緩和政策が続けば円安が進み、韓国旅行で割安感を感じられなくなるためとした。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「再訪率は最悪な上に外国人観光客全体の80％は中国人というのが現実なはず。中国人観光客に対しては、野蛮と見下さず歓迎すべきだ。後で痛い目を見る」

「韓国は日本と比べ、観光に値するものがあるだろうか？道は汚いし、アトラクションもあまりない。人々は不親切だし、ぼったくる。中国人は日本には観光に行き、韓国にはショッピングをしに来るのが現実だ。アトラクションもない韓国に来て観光収支を黒字化してくれる中国人に対して、嫌悪感を抱いたり文句を言ったりしてはいけない」

「海外旅行のメリットは新しいことの発見にあるのに、韓国の旅行は多様性や新規性に欠けるため再訪率が低い」

「日本の放射能汚染のおかげで韓国の観光業が潤った」

「海外旅行に行って、韓国には何もないと実感した。韓国はもっと観光商品と伝統文化を開発しよう」

「韓国に来た香港の友人が『韓国はどこに行っても同じだし化粧品ショップばかりだね』と言っていた。観光業の終わりは間近だ」（翻訳・編集/久保）