2015年1月8日、韓国・ソウル市政府は、韓国の複合施設「第2ロッテワールド」の周辺道路の3カ所で、陥没や亀裂が存在することを明らかにした。環球網が伝えた。

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ソウル市政府は当該地域を管轄する松坡区と東部道路管理事務所に対し、問題解決を要請する文書を送達した。現段階でソウル市政府は道路の問題と第2ロッテワールドとの間に大きな関係はないとみているが、市民は周辺道路の安全を不安視しており、政府は迅速な修復を求めている。

ソウル市政府関係者は、巡回検査で道路の問題が発見されており、すでに関係当局に迅速な対処を要求し、すみやかに修復状況を報告するよう求めていると述べた。

ソウル市政府は5日、第2ロッテワールドで今後さらに事故が発生すれば、施設の使用制限や禁止といった厳しい措置を取るとしている。第2ロッテワールドは開業後、水族館での水漏れや映画館の振動、建設作業員の転落死亡事故などが発生している。最近では駐車場に亀裂があることが判明したが、ロッテ側の調査が遅れたことにより、市民の間に不安が広がっている。（翻訳・編集/岡本悠馬）