中国産ペットフードの安全性に懸念、米大手チェーンが販売中止を決定―米メディア

Record China    2015年1月10日(土) 22時42分

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7日、米大手ペット用品チェーンのペットコが、小売店舗とネットショップですべての中国産のペットフードを撤去したことを発表した。写真は米国のペットショップ。

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2015年1月7日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、米大手ペット用品チェーンのペットコが、小売店舗とネットショップですべての中国産のペットフードを撤去したことを発表した。

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経営規模がペットコと同様大きく、1300店舗を持つペットスマートも、今年3月に中国産ペットフードの販売を中止することを計画している。これは多くの人が中国産のペットフードが病気をもたらすのではないかと心配しているからだ。

米食品医薬品局が7年にわたって4800件のペット疾患と1000匹の犬の死亡を調査したところ、これらのペットは鶏肉、カモ肉、サツマイモで作られた中国産ペットフードを食べていたことが分かった。関連性は確認できていないが、同局は飼い主に対し、ペットフードをあげた後にペットが食欲減退、倦怠、嘔吐、下痢がないか注意するよう呼びかけている。

ペットコは、ペットの病気と中国産ペットフードの関連性はわかっていないが、顧客の信用があるショップとして飼い主の懸念を考慮し、販売中止に至ったと説明している。ペットコはすでに数年間、中国から犬猫用食品を輸入していないが、販売していた犬猫用おやつは売れ行きが良く、売り上げは毎年3000万ドル(約36億円)に上っていた。同社は現在、米国、南米、ニュージーランド、オーストラリア産のペットフードを販売している。(翻訳・編集/酒井)

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