野放しのエアコン管理に喝！公共機関の全空調「大掃除」断行へ―北京市

2007年7月26日、北京市衛生局は来年5月末までに、市内全公共機関に設置されたすべての空調システムに対し、清掃を断行することを明らかにした。8月1日から公共機関でのセントラル空調システムに関する衛生管理規定を適用し、オリンピックまでに必ず管理者に清掃させるという強い意気込みだ。

10月には国家の衛生条例としてもエアコン管理規定が実施されるが、同市はこれより厳しい基準を設定、特に冷却水内のレジオネラ菌の数を厳密にチェックする。違反業者には最高で5万元（約80万円）の罰金を課す。

市内のオフィスビル、ホテル、レストラン、スーパーなどに中央空調システムが約1万台設置されている。ところが同局の調査によると、清掃が行われているものはわずか1％だった。（翻訳・編集/WF）