発端は5日付の韓国・国民日報の報道。CIAが4日公開した「ワールドファクトブック(The World Factbook)」の韓国地図から「竹島」を削除する一方、日本地図には「リアンクール岩礁(Liancourt Rocks)」を表記し、「竹島」が日本領土であるとの見解を鮮明に打ち出したことが明らかになったからだ。昨年版には韓国地図にも「リアンクール岩礁」と表記されていた。リアンクールは1849年にこの島を発見して欧米に紹介したフランス捕鯨船の名前。
また、韓国政府が「東海」を併記するよう求めている「日本海(Sea of Japan)」についても、CIAのファクトブックは「日本海」とだけしか表記していない。この関連では米航空宇宙局(NASA)のホームページに掲載されている衛星写真も「日本海」としか表記されておらず、米国が領土問題で「日本支持」方針をとっていることをうかがわせる。
この記事のコメントを見る