将棋倒し事故で市長が引責辞任した日本、「中国の役人の面の厚さは半端ない」「われわれの指導者は常に正しい」と皮肉の声が多数―中国ネット

Record China    2015年1月5日(月) 8時36分

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2日、中国の掲示板サイトに、「日本の11人が死亡した将棋倒し事故では12人が書類送検され、市長が引責辞任した」と題するスレッドが立った。中国のネットユーザーからは、中国の現状を皮肉るコメントが多く寄せられた。資料写真。

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2015年1月2日、中国の掲示板サイトに、「日本の11人が死亡した将棋倒し事故では12人が書類送検され、市長が引責辞任した」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、「2001年7月21日、兵庫県明石市で開催された花火大会で、11人が死亡する将棋倒し事故が発生した。事故後、警備に不備があったとして、明石市と警察、警備会社の12人が書類送検され、有罪が確定した警察官もいる。明石市長は引責辞任した」と伝えた。

スレ主はまた、「日本では事故後、DJ警察官と呼ばれる心理誘導隊が設立され、高い所から上手に人々を誘導することに成功している」と、事故後の対応を評価している。

中国では、上海市で将棋倒しによって36人が死亡、47人が負傷する事故が起きており、日本で起きた同様の事故後の対応に、中国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「日本の例を出すなよ。日本の役人は羞恥心がある。わが国とは国情が違うんだよ」

「日本の民衆には権利がある。でも中国の民衆には権利もなにもない。すべては(中国共産)党頼みなのだ」

「われわれの指導者は常に正しい。問責されることも辞任することもない」

「苦労して役人になったんだ。辞めるわけがないだろ」

「上海市長は民主的な選挙で選ばれたわけじゃないからな。辞める理由がない」

「人民が選んだのではなく、指導者が選んだ市長だ。指導者に対して責任を取ればよいだけで、市民に対して責任を取る必要はない」

「われわれの(役人の)面の皮は、半端ない厚さだからな」(翻訳・編集/山中)

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