中国人の東南アジア旅行に回復の兆しが見えていた矢先…、エアアジア機墜落で再び客足に影響か―米紙

Record China    2015年1月5日(月) 20時34分

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1日、マレーシア航空機消息不明事件の影響などで落ち込んでいた中国人の東南アジア旅行に回復の兆しが見え始めた矢先に、エアアジア機墜落事件が発生したことにより、中国人の客足に再び大きな影響が出る可能性がある。写真はバリ島。

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2015年1月1日、中国紙・参考消息(電子版)によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはこのほど、14年3月に発生したマレーシア航空機消息不明事件の影響などで落ち込んでいた中国人の東南アジア旅行に回復の兆しが見え始めた矢先に、エアアジア機墜落事件が発生したことにより、中国人の客足に再び大きな影響が出る可能性があると伝えた。

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温州の海外旅行仲介業者は、12月28日に発生したエアアジア機墜落事件の影響で、顧客から12月末に予定していたエアアジア機でのツアーや15年2月の春節(旧正月)休暇期間中のバリ島行旅行の予約取り消しを受けた。

航空情報提供会社・英国OAGのデータによると、13年の中国人によるマレーシア路線の予約は前年比20%以上、タイ路線は50%以上増加した。しかし、14年3月のマレーシア航空機消息不明事件や5月にタイで発生した軍事クーデターなどの影響で、7月には両路線とも前年同期比減に転じていた。14年9月以降、両路線ともにようやく回復の兆しが見えてきた矢先に、エアアジア機墜落事件が発生した。

OAGのアジア部門責任者クラークソン氏は、「経験豊富な観光客は航空トラブルによって大きな影響を受けることは少ない」としつつ、「合理的であるか否かにかかわらず、人々は安全重視の観点から旅行計画を変更するだろう」と中国人の東南アジア旅行の減少を予測している。(翻訳・編集/HA)

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