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韓国で漢字やそろばんなど「アナログ」の習い事人気が復活

Record china
配信日時:2017年6月15日 0時30分
  • 韓国で漢字やそろばんなど「アナログ」の習い事人気が復活

2017年6月12日、韓国・中央日報によると、人工知能(AI)関連の技術開発が進み「第4次産業革命」が起こりつつあるとされる昨今、韓国では漢字やそろばん、囲碁など、かつて流行した「アナログ」の習い事が人気を博している。

ソウルの小学校10校で、委託を受け放課後の課外授業を運営している民間の機関によると、今年に入り、そろばん、囲碁、漢字の授業の受講生が3年前に比べて2倍に増えた。特に教育熱心なことで知られる江南(カンナム)地域の学校での増加が顕著で、人気は囲碁、そろばん、漢字の順だ。こうした課外授業の科目は保護者の意見から決められる例が多いといい、昨年から囲碁と漢字の授業を新設したある小学校では、開設当初から受講希望者が相次ぎ、抽選をしたほどだという。

子どもに「アナログ教育」を受けさせる親の多くが共通して口にするのが、「今はやりの教育よりも、思考力や集中力、根気を育てることが大切」ということ。囲碁を習う子の親は、囲碁が「戦略的思考などの創意的力量を育て、相手への配慮を教えてくれる」ことに期待し、そろばんが「集中力や記憶力といった脳の発達に効果的」とのうわさを信じ、子どもに勧める親もいる。また、小5の息子に漢字を習わせて7年になるという親は、中国のある古典の一節について子どもと会話することがあるそうで、「そうして得た洞察力や思考力はどんな時代でも必要な競争力になるはずだ」と話す。

教育専門家からもこうしたアナログ教育の効用を認める声が出ているが、一方で「アナログ教育であっても、反復・詰め込み教育により技術鍛錬に偏れば効果が半減してしまいかねない」とのアドバイスも上がった。

これについて、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、アナログ教育の重要性については否定的なものが目立つ。「基本を知らずに創意力は身に付かない」「最近の子は悪態がひどい。人格教育が先」との指摘や、「僕は囲碁7段、そろばん4段にだいたいの漢字は分かるけど、今は無職だよ」との身の上話に共感するコメントも多い。

また、「漢字は検索すればいいし、計算はコンピューターの方が速い。囲碁はAIソフトがもう出てる。脳を暗記に使う時代は終わった。情報を集めて活用する脳の教育をすべき」「漢字学習が思考力を育てるというけど、じゃあ中国人はなぜパクリばかりしてるの?」といった指摘も。

しかし一方で漢字については意義が大きいとする声もある。「漢字はアナログ教育ではなく基本」「韓国語のほとんどが漢字語だから、漢字を学べば語彙(ごい)力が伸びる」「漢字を学ばなくても生活に支障はないけど、学べば文章を読む時に新たな世界が広がる。いくら言っても、学んでない人には通じないと思うけど」など、漢字学習の経験者とみえる人からの意見も複数寄せられた。(翻訳・編集/吉金)

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