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韓国鉄道駅の新設ホームに発がん性物質含む材料の大量使用が発覚

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配信日時:2017年5月19日 8時10分
  • 韓国鉄道駅の新設ホームに発がん性物質含む材料の大量使用が発覚

2017年5月17日、韓国鉄道公社(KORAIL)が国内の複数の駅に建設した2階建て車両「ITX(急行型電動列車)−青春」専用のホームに、毒性の強い物質を含むことから再利用が禁止されている廃枕木を大量に使用していたことが分かった。韓国・中央日報が伝えた。

今月1日の「ITX−青春」運行開始に合わせ新設されたソウル・新道林(シンドリム)駅の専用ホームは、表面はいずれも歩道ブロックで覆われているものの、クレオソート油で防腐処理された枕木特有の臭いが漂い、ホーム下には1本70〜80キロの廃枕木が1000個ほど積み重ねられている。そしてホームには仕上げ工程がずさんな箇所もあり、廃枕木が表面に見える部分もあるそうだ。

枕木の防腐処理に使われるクレオソート油には、ベンゾピレン、クリセンといった発がん物質が多く含まれており、万が一人体に吸入された場合、肺がんや肝臓がんなどを誘発する可能性があるとされる。このため韓国では2009年以降、防腐処理された枕木を遊歩道や野外の階段など人が多く訪れる場所へ再利用することが禁止されていた。

今回、問題の枕木は新道林駅のほか天安(チョナン)駅、大田(テジョン)駅の各ホームにも使用され、いずれも違法な工事であったことが明らかになった。

問題発覚後、当初「廃枕木のうち状態が良いものだけを選んで使った。また廃枕木なのでベンゾピレンの検出量はわずかだ」と釈明していたKORAILだが、専門家からの反対意見などを受け、「近日中に公認機関に調査を依頼する計画であり、有害と判明した場合は撤去などの措置を取る」と明らかにしている。

韓国のネットユーザーらは、「なんか臭いと思ったら、この臭いだったのか」「油の臭いは地下鉄の臭いだと思っていた」と衝撃の事実に驚きを隠せないようで、KORAILに対して「鉄道の利用客の安全に責任を負うべき公企業なのにどうして?」「社長を辞めさせよう。責任を取る社会をつくろう」「社長は職員や顧客を殺そうとしてるの?」と非難コメントが相次いでいる。

一方で、「前大統領の時は静かだったけど、文在寅(ムン・ジェイン)大統領になってからこういう事実がどんどん出てくる」「今後どれだけ面白いことが起こるかな」と前政権と比較したり、新道林駅の利用客から「30年以上通学や通勤で使ってるのに」「このままだと病院ががん患者であふれちゃうよ…」と健康を心配する声も上がった。(翻訳・編集/松村)

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