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村の一角
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貴陽市南明区富源北路にある、貴陽製鉄所に隣接する山には、斜面の岩壁を覆うように民家がびっしりと建ち並んでいる。一棟一棟が山の斜面の岩壁に鳥かごのようにぶら下がった様子を見て、人々はこの村を、「岩壁にはりついた村」と呼ぶ。◇村には、数百世帯、約2300人もの人々が居住しているが、多くは貴陽製鉄所の職員や周辺地域からの出稼ぎの人々である。
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◇急斜面に造られた険しくて狭い道をたどりながら村の中を歩くと、頭のすぐ上から家が崩れ落ちてくるような緊張感に襲われる。また、行き止まりかと思いきや、突如、目の前に現れる狭い道など、まさに南宋の詩人・陸游によって、「山重水複 路無きを疑ふ、柳暗花明 又た一村」と詩に詠われた、そのままの風景が広がっている。
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