2014年11月24日、韓国・朝鮮日報（電子版）は、北朝鮮で近年、個人事業により数十万ドルを手にした20〜30代の富裕層が誕生していると報じた。中国日報網が伝えた。

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北朝鮮消息筋は「市場化の影響を受けた80〜90年代生まれの世代は金もうけに積極的だ。スマホなどの最新ガジェットを駆使して情報を集め、全国的な企業家ネットワークを構築している」と話す。

この消息筋によると、平壌や咸興、清津、元山などの大都市では、卸売・小売業や不動産業、貸金業などを経営する20〜30代が一部にみられるという。

特に人気なのがマンション投資だ。5000ドル（約59万円）で購入した物件に内装などに手を加え、10倍もの価格で売りに出すという。

だが別の消息筋によると、北朝鮮では稼いだ大金の使い道がないことから、「享受できないお金」と呼ばれているという。（翻訳・編集/NY）