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7日、自動車部品メーカーのタカタが製造したエアバッグのリコール問題について、タカタが2004年の事故発生後に実施したテスト結果を公表していなかったことが報じられ、米国人から批判の声が高まっている。写真はニューヨーク。
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2014年11月7日、自動車部品メーカーのタカタが製造したエアバッグのリコール問題について、タカタが2004年の事故発生後に実施したテスト結果を公表していなかったことが報じられ、米国人から批判の声が高まっている。
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米ニューヨーク・タイムズ紙は6日、タカタが2004年に発生したエアバッグによる事故後にテストを行っていたが、同社幹部の指示により結果を公表していなかったと報じた。同紙がタカタの元技術者2人から聞いた話によると、テスト実施中に2つのエアバッグのインフレーターにひびが入ったためリコールに備えて準備を始めていたが、幹部はその結果を軽視し、コンピューターからテストのデータを削除し、テストで使ったインフレーターを廃棄するよう指示したという。この報道に、米国人から怒りの声が寄せられている。
「自分たちの製品に欠陥があってその結果、消費者が命を落とす危険があるということがわかっていたんだ。それなのに証拠を破棄して、そんなものは存在しなかったかのように振る舞っていたなんて。彼らは魂を持っているのか?」
「またしても、利益が安全よりも重視された。そして金持ちの有力者は罰を逃れるんだ」
「これは、怠慢による殺人罪とみなされるべきじゃないのか?」
「タカタの幹部よ、有名な日本の説明責任はどうなっている?」
「自由市場の異常な効率化によるものだ」
「米国製の車を買うべきだ。日本車を買ったらこういうことが起きる」
「これが日本の品質か?笑っちゃうね」
「1社の過ちだけで、エアバッグ業界全体を判断することはできない。安全を意識した良いメーカーもあるんだから」
「おそらくエアバッグをやめるべき時が来たんだ」(翻訳・編集/Yasuda)
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