韓国で数百人の学生が試験中にAI悪用か、教育界でAIめぐる論争が再燃―中国メディア

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中国メディアの界面新聞は11日、韓国について「数百人の学生が試験中にAIを悪用か、教育界でAIをめぐる論争が再燃」とする記事を掲載した。

中国メディアの界面新聞は11日、韓国について「数百人の学生が試験中に人工知能(AI)を悪用か、教育界でAIをめぐる論争が再燃」とする記事を掲載した。

記事はまず、韓国の延世大学の中間試験で数百人の学生がAIを悪用して解答した疑いがあり、大規模なカンニング疑惑が浮上したことを取り上げた。

そして、韓国政府は新学期からAIを活用したデジタル教科書の普及を推進しているが、教育界からはデジタル化への過度な依存や学生の読解力の低下、政府予算の不足といった問題を懸念する声が上がっていることを紹介した。

また、韓国の大学131校のうち71.1%が、学生評価における生成AI使用に関する公式な指針を持っていないことも紹介した。

記事は「教育におけるAIの急速な普及は論争を巻き起こしている」とし、「AIをめぐっては、学生が日々変化する世界に順応するのに資するとの声がある一方で、AIへの過度の依存は学生の自立した思考力や批判精神の発達を阻害するのではないかと懸念する声もある」と伝えた。

記事はまた、米国の例も取り上げ、メディアが行った調査によると、高校生の40%弱、大学生の50%弱がAIを悪用した不正行為で高得点を得たことや、米国の経済学教授が学生が課題を完成させるためにChatGPTからコピー&ペーストしているのを激しく非難し、そのような態度では卒業後にマクドナルドのウエイターにしかなれず、大手会計事務所のKPMGで働くことなど夢にも思ってはならないと叫ぶ動画がSNS上で拡散し物議を醸したことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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