「中国人はカラス食べる」と捏造、日本の番組が放送倫理違反=中国ネット「日本は捏造ばかり」

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中国メディアの北京日報は23日、「中国人はカラスを食べる」との発言を捏造した日本のテレビ局が処分されたと報じた。

中国メディアの北京日報は23日、「中国人はカラスを食べる」との発言を捏造した日本のテレビ局が処分されたと報じた。

記事は、産経新聞の報道を引用。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が21日、日本テレビのバラエティー番組「月曜から夜ふかし」がインタビューを受けた人の発言を意図的に編集して虚偽の内容を放送した結果、当事者がSNS上で誹謗中傷にさらされる事態に発展したとして、「放送倫理違反があった」とする意見書を公表したことを伝えた。

今年3月24日に放送された同番組内では、街頭インタビューに応じた中国出身女性が「中国ではあまりカラスは飛んでいない」という話題の後に「みんな食べてるから少ない」「とにかく煮込んで食べて終わり」などと発言したように映っていた。これにより中国のネットユーザーから誹謗中傷にさらされることになった女性は、「『中国人がカラスを食べる』とはひと言も言っていない。中国ではハトを食べる文化があるため、道端でハトを見かけることが少ないと話しただけ」「(煮込むという発言は)最近、火鍋をよく食べているという話題で出た。番組側に悪意を持って編集された」と訴えていた。

産経新聞によると、映像を編集したフリーのディレクターは制作会社のチーフディレクターから「オチが弱い」と指摘され、放送された内容に編集し直した。日テレの演出担当者はチーフディレクターに「めちゃくちゃな編集をしていないか」と聞いたが、フリーのディレクターに確認することなく否定したという。

中国のネットユーザーからは「バカじゃないの」「自業自得」「中国には美食は多いが、われわれはカラスは食べない!」「そもそも国内にカラスは少ない。私はほとんど見たことがない」「われわらがカラスを食べるというのは真実ではないが、日本人がクジラを食べるのは真実」「クジラは人類の友人。日本人はなんて残酷なんだ」「日本人はイルカも食べる」「日本は捏造ばかり」「というか、実際にカラスを食べるのは日本人だろうに(ジビエとして食べられる)」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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